育児の悩み

手先の不器用さ、発達性協調運動障害(DCD)について

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本日は、「手先の不器用さ、発達性協調運動障害(DCD)」について解説します。

原因から見てみましょう。いくつか論文を参照しました。
結論
「明らかになってません!」 

いくつかの文献には、
・微細脳損傷(Strauss, & Lehtinen,1947)
・運動領域の1次運動野、補足運動野自閉スペクトラム症者の運動の不器用さの神経科学的根拠を世界で初めて発見 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 2020)
脳機能障害が原因ではないかという内容がありましたが、

「不器用さをどのように捉えて、保育・教育も含めた療育
支援等の介入を行えばいいのかが、発達的視点から明確にされていない」
(発達性協調運動症のある幼児児童に対する捉え方と介入 松山 郁夫,2022)

という事ですね。
個人差があるのはもちろんですが、メカニズム自体が不明なため明確な対処法があるとは
言いにくい状況です。

対応についても、個人差については一旦置いておき、、、

・まずは子供をたくさん遊ばせる!脳は運動・活動によって発達します。
 自然で精いっぱい遊ばせましょう!
・次は、自宅、学校生活などの中で、苦手としている練習は何かを知る
(ここはプロに評価してもらうのが一番近道です。療育や訪問看護、放課後デイなどにいる作業療法士に依頼してみてください)
・苦手な事への練習、遊びの方法を知る(ここもプロに教わるのが一番の近道です)

感覚統合療法とか協調運動とか難しそうな単語がたくさんありますが、
結局は色んな遊びを取り入れていたら、結果良くなっている事が大半です。

感覚統合という理論や療法についても今後取り上げていきます。
私はそこまで好きではありません、、、笑

今日は作業療法士っぽいことを話してしまいましたが、ざっくりと説明しました!
質問などあればお問い合わせください!

では、また!