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【感想】「子供の未来を変えるお母さんの教室」吉野加容子(著)大切なのは親子でのコミュニケーション!

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今回は、発達にお困りの方へ本のご紹介です。

「子供(発達障害とグレーゾーン)の未来を変えるお母さんの教室」
吉野加容子さんが書かれた本です。

こんな人におすすめ!

①子供の発達に不安や苦労している方

②療育やデイサービスに通っていても不安が強い方

③子育てに少し疲れてしまったお母さまへ!

本の簡単な紹介

一言でいうと、
「育児に疲弊している、母へのアドバイス本」
という印象を受けました!

・作者は療育などの現場で長く働いましたが、療育で行っていた練習効果が日常生活で全く反映されていない事を感じました。
そして、大切なのは「親子でのコミュニケーション」という考えに至ったようです。

・そのコミュニケーション方法について、非常にシンプルに以下の④ステップに分けられています。

ステップ①会話を楽しくスタート
ステップ②わかりやすい指示出し
ステップ③子供の感情に巻き込まれない
ステップ④子供を肯定する

・それ以外にも、母親へのマインドや母への労りなどの気持ちがあるなと、
強く感じられる本でした。

お気に入りポイント!

「お母さんが我が子の発達支援のプロになれば、子供は日々伸びていくのです。」

引用:「子供(発達障害とグレーゾーン)の未来を変えるお母さんの教室」35ページ

ここが一番の大切な事だと感じ、とても共感できた箇所でした。

私自身、訪問看護でお子さまと関わる事が多いですが、
私が関われる時間は1週間に1度の1時間のみ!
1日は24時間、起きている時間は14時間程度。1週間だと98時間!
98時間の中の1時間・・・・少なっっ!!!
療育やデイサービスなんかも同じようなものです。
圧倒的に足りないなと。
一番多い時間は、家族との時間「親とのコミュニケーション」だと思っています。
なので、私はお子さまとの訓練よりも親御さまとのコミュニケーションに時間を取ることが多いです。
親が子供の理解を深める事が出来れば、対応の仕方が自ずと変化していきます。

上記が、筆者へ共感したところでした。

ただ、お母さまへの労りが多かったですが、お父さまへも同様に労わりたいなと
個人的に思うところはありましたが、、、小言おじさんですね(笑)

最後にまとめの一言

まずは、我が子への理解を深める事が大切なんだなと改めて感じました。
基本的にコミュニケーションは相手への思いやりは必要。
我が子の発達のプロになりたい方!!
興味があれば、どうぞご一読ください!!