目次
【結論】1歳~3歳、兄弟喧嘩への心得
【レフェリー(審判)になる!】(第3者として冷静になる)
危ないと感じたら、レフェリーストップ!
子供たちの距離を取らせて、リングアウト!
おすすめマインドです!
詳しく解説していきます!
脳の発達がまだまだ未熟!
1歳~3歳の子供は、脳の発達がまだ未熟のため、感情の抑制が効きません。
前頭葉(前頭前野)は、人の感情をコントロールする機能があります。
その前頭葉がまだ未熟だと感情の抑制が効かず、
本能の赴くままに行動します。いわば、それしか出来ないのです!
喧嘩中の子供の脳内
子供の脳内「コノヤロー!ギャー!!」
親が言葉で「止めなさい!」と止めようとしても
子供の脳内「ママうるさい!!コノヤロー!!!ギャー!!!」
「コノヤロー!ギャー!!!」
こんな感じですかね。(笑)
なので、親は冷静になり子供の気持ちを汲んであげましょう。
そうです、冷静な第3者として、
レフェリーになるのです!!!
また、感情表出を出来ている事は【成長の証】です。
それを無理に止めようとすることも、私は可哀想だと思います。
その子の感情を否定したくはありません。
成長の過程として、感情を表出させてあげるという意識は持ってあげましょう。
そして、喧嘩している相手が怒っているという認識もお互いにさせてあげましょう!
成長の階段を登れますよ!
具体的な対応方法
ステップ① 静観
まずは見守る。ファールをしようとしたらすぐ止められる位置で!
すぐ止めたくなりますよね?わかります。私も最初はそうでした!
でも、上記で伝えたように、感情の表出、相手の怒りの認識をさせてあげましょう。
「可愛いな~」と思いながら見ていられますよ。
ステップ② 危険行為を止める!レフェリーストップ
ここはレフェリーの腕の見せ所です。
危険だと感じる攻撃には、すぐにレフェリーストップです。
ボクシング審判の様に、リング中央に割って入りましょう!
危険と感じる行為は、各家庭の価値観にもよるかなと思っています。
私なら、
・傷が出来てしまうような攻撃
・目などデリケート部分への攻撃
・一方的な攻撃
上記のような場合はすぐにストップをかけます。
ただし、少し痛いくらいの攻撃は試合続行です!!!
ステップ③ 距離を取らせる リングアウト
両者ともに興奮が冷めやらない状況の時は、
リングから退場してもらいましょう。試合終了です!
無理やり引きはがすのではなく、
子供の感情に寄り添いながら、抱っこして距離を取らせましょう。
その場に両親2人いれば良いですが、1人の時は、
・泣いている方
・興奮状態が強い方
を抱きかかえます。もう一人にもしっかり声掛けをしながら。
優越つけず同じ対応を心掛けるのが大切ですね。
少し大変ですが(笑)
注意を少しでも逸らすことの出来るおもちゃやおやつなどあれば良いですね!
ステップ④ 試合終了後の握手と抱擁。ノーサイド!
両者ともに落ち着いたら、
互いに【ハグ】【握手】をしてもらい、笑顔で試合終了です!
最近の私の家庭は、「仲直り~」「叩いてごめんね~」など一言も添えてもらっています。
そして最後はノーサイド!
※ノーサイドとは、ラグビー用語です。試合が終われば敵や味方関係なく、勝ち負けも関係ないという意味です
レフェリー(親)マインド!
今回は、小さいお子様への対応についてお話しました。
成長している小学生前後だとまた対応が変わるかもしれません。
1歳~3歳だと、やはり発達段階という状況も踏まえて、
親は冷静に、審判をしてあげましょう。
変な止め方をしてしまうと、兄弟仲が悪くなる可能性も否めません!
危険な事以外は、成長に必要な経験ですね!
今しか観戦できない、かけがえのない可愛い兄弟喧嘩を楽しんでくだい!
ではまた!