今回は、グレーゾーンの世界を面白く描かれた本の紹介です!
こんな人におすすめ!
②周囲にグレーゾーンと思うような人がいる人
③お子さまの発達に遅延、違和感を感じているご両親
本の簡単な紹介
「グレーゾーンという特徴をポジティブに捉えられる本!」
こんな印象を受けました。
・グレーゾーンの世界を【旅する】というコンセプトで、入り込みやすいストーリーとなっています。
・多種多様なグレーゾーンの特性を大きく10個に分けられ、ユーモア溢れる言葉でわかりやすく紹介してくれます。
例を挙げると、注意散漫という特徴を
【好きなことだけカーニバル】
目の前にある興味のあることだけに集中して、飲めや歌えの大騒ぎだけが出来る
パラダイスなのです。引用:「グレーゾーンの歩き方」成沢真介(著)P28.29.30
これだけでも頭に入りやすいですね!
・グレーゾーンの旅のガイド として、
【旅の支度】開き直る準備
【旅の心得】特性を生かす
【旅の装備品】マイナス面をカバーする
【旅の醍醐味】人や物と関わる
【旅を続けるために】無理せずに休む
という、細かいアドバイスもしっかりしてくれている本でした!
お気に入りポイント2点!
なんだかポジティブに受け止められる!
上記でもお伝えはしましたが、
とにかくユーモアがある表現、そしてとてもわかりやすい。
その書き方の影響なのか、ポジティブに人の個性として捉える事が出来ます。
「グレーゾーン」、「発達障害」というレッテルを張られると、
大半の人がネガティブなイメージが湧くかなと思っています。
それなのに、あら不思議!!この筆者の表現だと、
「なんか面白い特徴があるんだな!」とポジティブなイメージになります。
是非、ネガティブなイメージがある人は読んでほしい1冊です!
全部読まなくても良い!
この表現だと誤解を招きそうですが、
気になる所だけ見れるような目次になっています。
すべての特徴を網羅する事はかなり難しいですし、網羅する必要もないのかなと。
ピンポイントで見ていくのもおすすめです!
私はすべて読みましたが、
「こんな特徴もあるんだな~」くらいの感じで読んでました。
最後に!
もしグレーゾーンの特徴を持つ方と接する機会があれば、
グレーゾーンの世界を知ることによって、
お互いのメリットになるかなと思います。
特徴を把握している事で、配慮が出来る事はもちろん、
「理解出来ない」というような複雑な気持ちにもなりにくいのかなと。
誰もが安心出来て、思いやりのある日常を送ることが出来たら良いですね!
その一助となるような素敵な本でした!